関内フードMAP 関内を食べつくし!!

50.シチュー&カリー横濱KAN

20時間以上煮込んだCURRYといろいろな組み合わせのおかずをお家でも愉しんでいただけるお店です!

鶏モモソテー、焼き塩サバ、アジフライのいずれかとカレー風味のフライドチキンのおかずとCURRYの組み合わせ色々 ¥700(税込)

ランチ営業 テイクアウト デリバリー

関内観光名所紹介 ~Vol.5 日本郵船歴史博物館編~

 

横浜は神奈川県の中でも観光地として人気が高い地域です。なかでも、みなとみらい駅から元町・中華街駅までの一体は観光名所が多く、中心である関内駅の周りにも、有名な観光スポットで溢れています。

関内フードMAPでは、「関内を食べつくし!!」をスローガンに、デリバリーやテイクアウトが出来るお店をご紹介していますが、歩いて周ることが出来る関内を食べ歩くための観光名所をご紹介したいと思います。

関内フードMAPでご紹介している料理の種類ごとに、ご紹介している観光名所が異なりますので、いろんなお店をご覧ください!

 

・こだわりを感じる日本郵船歴史博物館の建物

今回ご紹介するのは日本郵船歴史博物館です。「日本郵船」と名のつく博物館ではあるため、日本郵船の社史を紹介する博物館とはなっていますが、日本郵船こそが日本の海運業の始まりであるため、近代日本の海運史を知ることができる貴重な資料が揃っています。

 

場所は海岸通りに面し「NIPPON YUSEN KAISHA」と文字が目立つ歴史的建造物。横浜郵船ビルの1階を改良してできた博物館となっていますが、正面には16本の列柱が並んでおり、会社だったとは思えないギリシャ神殿のような装飾が迎えてくれます。

    

館内に入ると天井は大理石、太い柱の間はアーチ状になっており、よく見ると花形の装飾レリーフがキレイに形どられています。こちらは2003年の博物館開館時の改装によるものですが、照明の色合いと天井に映る影、柱の色とのコントラストは実に見事です。

・日本郵船歴史博物館が語る美しい資料

日本の海路は、外国企業への挑戦からのスタートでした。沿岸の貨物は欧米に独占されつつあったなかで、日本と上海を結ぶ定期航路を就航させるための努力から始まった時代から、戦争を経て今の日本郵船グループの事業に至るまで9つのコーナーで分かれています。

 

1.日本をひらく

2.日本郵船誕生秘話

3.世界にひらく

4.豪華客船時代の到来

5.戦争と壊滅

6.復興への道

7.総合海運会社への変革

8.安定成長への対応

9.NYKコーナー

 

9つのコーナーを全てご紹介出来ないため、日本郵船の始まりだけご紹介させてください!

日本郵船の礎を築いたのは、あの三菱の創始者である岩崎彌太郎です。始めは国内の海上物資輸送を行う「九十九商会」の設立から始まりました。国内外の定期運行を開くために外国企業と市場を争い、岩崎ならではの経営手法で立ち向かい撤退をさせることに成功したものの、次は政府と財界の資本でできた「共同運輸会社」と主導権争いとなります。

 

激しい競争の末、結果的には両社は合併し、ここで「日本郵船会社」が誕生しました。今の日本郵船株式会社のロゴにもなっている白旗に引かれた日本の赤いライン、通称「二引きの旗章」は三菱会社と共同運輸の二社が大合同したことを表すとともに、日本郵船の航路が地球を横断するという決意を示していたようです。

 

・戦前で建造され、唯一現存する日本郵船氷川丸

日本郵船の観光名所として、実はもう一つ有名なスポットがあります。それが氷川丸です。戦前はシアトル航路の外航貨客船として活躍し、第2次世界大戦中には海軍の病院船としても使われていました。また喜劇王のチャップリンが乗船したことでも有名で、海上で保存されている船舶として、初めて重要文化財に指定されました。

そんな氷川丸ですが、船内を見学することができるため、客室の装飾や現役時代のままのエンジンを見学することができます。引退までの30年間に合計127回太平洋を横断し、9万人を運んだ氷川丸を、きれいな状態で見学することができますので、ぜひ船内を探索してみてください!

 

・おわりに

今回は海から見た横浜の観光名所のご紹介でした。関内地域が好きな理由として「海が近いから」という声をよく聞きますが、日本郵船歴史博物館や氷川丸を見学する中で、海こそが横浜を発展させ、人々を惹きつける理由なのだなと改めて感じさせてくれます。関内でテイクアウトした食べ物を持って海辺の近くで食べるのも良さそうですね!

 


日本郵船歴史博物館概要】

・見学ができる場所

日本郵船歴史博物館:常設展・企画展

日本郵船氷川丸:客船エリア、乗組員エリア、屋外デッキ

・見学ができる時間

日本郵船歴史博物館:10:00~17:00(入館は16:30まで)

日本郵船氷川丸  :10:00~17:00(入館は16:30まで)

・休館日

※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、臨時休館している場合がございます。

日本郵船歴史博物館:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始、臨時休館日

日本郵船氷川丸  :月曜日(祝日の場合は翌平日)、臨時休館日

・料金

日本郵船歴史博物館:一般300円

日本郵船氷川丸  :一般300円

※一般、シニア、中学生・高校生、小学生、セット券塔ありますので事前にご確認ください

・住所

日本郵船歴史博物館:〒231-0002 横浜市中区海岸通3-9

日本郵船氷川丸  :〒231-0023 横浜市中区山下町山下公園地先

・アクセス

日本郵船歴史博物館:

JR京浜東北線(根岸線)、横浜市営地下鉄「関内駅」から徒歩約8分

みなとみらい線「馬車道駅」から徒歩2分

日本郵船氷川丸  :

JR京浜東北線(根岸線)、横浜市営地下鉄「桜木町」

→横浜市営バス26系統「山下公園前」下車すぐ

みなとみらい線「元町・中華街駅」から徒歩3分

・URL

・日本郵船歴史博物館

https://museum.nyk.com/index.asp

・日本郵船歴史博物館「ご利用案内」

https://museum.nyk.com/user_guide.html

・日本郵船氷川丸

https://hikawamaru.nyk.com/user_guide.html

・日本郵船氷川丸「ご利用案内」

https://hikawamaru.nyk.com/user_guide.html

 

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