関内フードMAP 関内を食べつくし!!

105.野菜ソムリエの店関内バル333

ハマスタすぐそばの野菜が美味しいバル!セルフ飲み放題でお好きなだけ楽しんでいただけます。

・幸せになれるフレンチトースト ¥680
・12時間じっくり火を入れてトロトロ!
ローストポーク丼 ¥980

  • 住所
    常盤町3丁目27-3
  • Tel
    045-663-9050
ランチ営業 テイクアウト デリバリー

関内観光名所紹介 ~Vol.1 神奈川県庁(キングの塔)編~

 

横浜は神奈川県の中でも観光地として人気が高い地域です。なかでも、みなとみらい駅から元町・中華街駅までの一体は観光名所が多く、中心である関内駅の周りにも、有名な観光スポットで溢れています。

関内フードMAPでは、「関内を食べつくし!!」をスローガンに、デリバリーやテイクアウトが出来るお店をご紹介していますが、歩いて周ることが出来る関内を食べ歩くための観光名所をご紹介したいと思います。

関内フードMAPでご紹介している料理の種類ごとに、ご紹介している観光名所が異なりますので、いろんなお店をご覧ください!

    

 

・神奈川県庁(キングの塔)

今回ご紹介するのは神奈川県庁、通称「キングの塔」と呼ばれています。横浜には歴史的建造物と言われる横浜三塔があり、日本大通に面した県庁分庁舎側歩道からは、その横浜三塔が一望できます。

 

・キング  神奈川県庁本庁舎

・クイーン 横浜税関本関庁舎

・ジャック 横浜市開港記念会館

 

記事参照リンク:神奈川県『横浜三塔物語』

http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p630421.html

 

その中で神奈川県庁本庁舎は国指定重要文化財になっており、横浜はもちろん、神奈川の魅力的な建物としてテレビや雑誌で何度も紹介されています。

神奈川県庁本庁舎は、関東大震災後の1928(昭和3)年10月に四代目の神奈川県庁舎として建てられました。五重塔をイメージさせるスタイルで、昭和初期に流行した帝冠様式のはしりといわれる近代建築のひとつになります。知事が執務する都道府県庁舎の中では、大阪府庁本館に次いで二番目に古い建物でもあります。

・キングの塔の荘厳な外観

実際に訪れてみると、県庁というより大学の講堂のようなイメージがあります。左右対称の建物と正面の「キングの塔」が荘厳な雰囲気を醸し出しているのかもしれません。鉄筋コンクリート造り地上5階地下1階建てになっており、近づいて装飾を細かく見てみると、昭和初期の細かい工夫を見つけることができます!

 

たとえば、表面に溝を刻んだスクラッチタイルは大理石と一緒に用いられて幾何学的な装飾模様が特色となった建築様式で、昭和初期に大流行しました。これは旧帝国ホテルなどを設計した近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトの「ライト様式」と呼ばれるもので、日本趣味と洋風建築が調和した和洋折衷の建物になっています。

正面玄関の車寄せの柱にも装飾を施すところも、昭和建築のこだわりを感じますよね。よく見てみると矢印のような連続装飾が見受けられ、ほとんどが直線で構成されています。豆知識ですが、この装飾はアールデコ(Art芸術 + Déco 装飾)と呼ばれ、1910年~1940年頃のヨーロッパやニューヨークで流行りました。その頃は、芸術やデザインが大衆のものへ移行し始めており、機能的でシンプルなデザインが求められた時代の象徴になりました。

 

・あちこちにある「宝相華(ほうそうげ)」ってなに!

ぜひ外観を一望したら玄関ホールに入ってみましょう!玄関ホールは先ほどの”アールデコ”装飾と和風が調和し、新鮮だけれどもどこか懐かしい雰囲気を味わうことができます。

玄関ホールでよく目にするのは「宝相華(ほうそうげ)」のデザイン。こちらも豆知識ですが、宝相華は唐草文(からくさもん)の一つです。牡丹(ぼたん)や蓮(はす)、柘榴(ざくろ)、芍薬(しゃくやく)、芙蓉(ふよう)の植物を部分的に取りいれ、唐草(からくさ)風に表現した空想上の植物で、実在する花ではありません。日本では他に正倉院の宝物の文様に見ることができます。

本庁舎各所には、中央階段の球体照明や手すりのグリルなどに、宝相華がモチーフとしてあしらわれています。訪れた際にはぜひ隠れミッキーのように見つけてみてください!

 

・キングの塔の屋上には行くしかない!

塔と言えば高いところから一望できる高さが魅力ですよね。もちろん神奈川県庁本庁舎にも屋上は用意しています。海が近いため、屋上から海を眺めるだけでも絶景ですよね。横浜港や大さん橋を眺めるだけではなく、天気のいい日にはスカイツリーも見えるとか!横浜三塔のクイーンの塔(横浜税関)もジャックの塔(横浜市開港記念会館)も間近に見えます!

ほかにも3階第3応接室(旧貴賓室)にはシャンデリアや宝相華模様が施された家具を見ることができたり、旧議場は赤い絨毯がめちゃめちゃかっこいい格式を感じる空間となっており見どころ満載です。

夜にはライトアップもされており、みなとみらいとは別のきれいさを感じることもできます。歴史を感じながら、大きな建物の細かい細部から昭和のデザインに触れることができる神奈川県庁本庁舎へ是非訪れてみてください!

 


【神奈川県庁(キングの塔)概要】

・見学ができる場所

神奈川県本庁舎(3階、4階、6階)と屋上

※新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、一部休止している可能性もあります。

・見学ができる時間

月曜日から金曜日:午前8時30分~午後5時15分

(祝日・休日及び12月29日から1月3日を除く)

・料金

無料

・住所

〒231-8588 横浜市中区日本大通1

・アクセス

JR京浜東北線(根岸線)、横浜市営地下鉄「関内駅」から徒歩約10分

みなとみらい線「日本大通り駅」から県庁口出口直通

・URL

・神奈川県「キングの塔(神奈川県庁本庁舎)へようこそ」

http://www.pref.kanagawa.jp/docs/rb2/cnt/f380088/

・神奈川県「神奈川県庁本庁舎の公開」

http://www.pref.kanagawa.jp/docs/rb2/choushakoukai/index.html

・見学時の問い合わせリンク:神奈川県『県庁を見学するには』

http://www.pref.kanagawa.jp/docs/rb2/faq/p3400.html

 

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